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豪雨災害時のポイント:避難時に長靴履いてはダメ

関東に台風接近中ですが、たしかに考えると当たり前ですね。




強い台風13号が、関東地方に近づいています。豪雨災害は突如として起こるもの。もしもの時、いったいどうやって身を守れば良いのでしょうか。内閣府や国土交通省への取材や資料を元に、5つのポイントにまとめました。【BuzzFeed Japan / 籏智広太、志谷のぞみ】

【画像】水害時にやるべきこと・やってはいけないこと

1. 避難の際、長靴は厳禁

避難をする際には、必ず靴を履く必要があります。ただし、長靴を履くことは厳禁です。

理由は、水が入って重くなり、動きづらくなる可能性があるため。脱げにくい紐付き運動靴などで避難しましょう。

2. 長い棒を頼りに

そもそも浸水時の避難は危険ですが、万が一水の中を歩かなければならない時には、長い棒を頼りにしましょう。

側溝やマンホールなどにはまらないよう、長い棒で確認しながら足元に十分注意して歩くことが大切です。

持ち物はリュックに入れ、いざという時に両手が使えるようにしましょう。

3. 膝上浸水での避難は危険

水の中で、人は思った以上に歩けません。大人でも歩くことができないことがあります。

浸水が50cmを上回る場所での避難行動は危険です。流れがはやい場合、20cm程度でも歩行が不可能になることもあります。

また、用水路などがある場所では、10cm程度でも転落のおそれ危険が高まるため、避難を控えましょう。

4. 避難ができない場合は、高いところへ

災害が起きそうなときは、近所の体育館や公民館に避難するだけが選択肢ではありません。

外が真っ暗だったり、浸水が深く避難するのも危ないような状況のときは、自宅のできるだけ上の階や頑丈な高い建物に避難することが大切です。

これを「垂直避難」といいます。土砂災害の可能性もあるため、山からできるだけ離れた部屋を選ぶなどして、最低限の安全を確保しましょう。

5. 何より早めの「予防的避難」が大切

避難勧告や指示が出た場合は速やかに、落ち着いて避難することが大切です。

河川の氾濫や土砂崩れは一気に起こるため、避難勧告が出た時点では避難が間に合わないこともあります。

危険が差し迫る前に、自治体が指定する避難場所に住民の避難を促す「予防的避難」もあります。2012年7月の九州北部豪雨災害後、熊本県が取り入れました。

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