今月、富山市で20代の女性に性的暴行を加えたとして男8人が逮捕された事件で富山地方検察庁は29日、8人全員を処分保留のまま釈放しました。
この事件は今月10日、富山市内のアパートで、県東部に住む20代の女性が初対面の男8人に性的暴行を受けたとして、男8人が強制性交の疑いで逮捕・送検されたものです。
男たちと被害女性は犯行当日の早朝に知り合い、被害女性が警察に届け出て事件が発覚しました。
逮捕当初、8人のうち数人が警察の調べに対し容疑を認めていたということですが、地検は、29日付けで男8人全員を処分保留で釈放しました。
地検は、処分保留の理由を明らかにしていません。
クズ過ぎる。男8人で見知らぬ20代の女性を陵辱――。ベテラン捜査員でさえ記憶にないという、前代未聞のレイプ事件が起きた。
路上で声を掛けた女性を富山市内のアパートに連れ込み、集団で性的暴行を加えたとして、8人の男が11日、強制性交等の疑いで富山県警に逮捕された。
逮捕されたクズどもはいずれも射水市の会社員、〇〇(31)、〇〇(30)、〇〇(30)、〇〇(30)、〇〇(30)と、いずれも富山市の無職、〇〇(30)、会社員の〇〇(27)、会社員の〇〇(25)の8容疑者。8人は同僚や同級生、知人同士だという。
10日午前4時ごろ、富山市内の繁華街の路上で8人のうち数人が、酒を飲んで帰宅途中だった女性たちに「もう一軒行こう」と声を掛け、一緒に飲食店に入った。すっかり夜も明けた早朝6時前、1人の女性に「家まで送ってあげる」と言って車に乗せ、女性の自宅ではなく仲間の1人が住むアパートへ連れて行った。
「付近には住宅もあるので、騒がれたらマズいと思ったのでしょう。無理やりというより、うまいこと言って部屋に上がらせた感じです。しかし、家のドアが閉まった瞬間、男たちは態度を豹変させた。女性は肩や手足を押さえられて衣類をはぎ取られ、入れ代わり立ち代わり犯され、男性器を口にくわえさせられたそうです。約2時間にわたり、さんざん体をもてあそばれ、朝8時ごろようやく解放された」(捜査事情通)
女性はアパートを出た直後、携帯電話で「見知らぬ男たちにアパートで乱暴された」と110番。すぐに駆け付けた捜査員が、付近にいる数人の男を発見。職務質問したところ、一部容疑を認めたため、すでに現場を離れていた連中にも任意同行を求めたという。8人のうち、ほぼ半数が「みんなで無理やり暴行した」と認め、もう半数は「無理やりではない。同意があった」とトボけているそうだが、8対1で同意などあるわけがない。
「8人のうち、5、6人は小中学校の同級生のようです。少なくとも、〇〇容疑者と〇〇容疑者は結婚していて、嫁も子供もいる。〇〇容疑者は、国交省から受注した道路工事の仕事をしていたようです。皆、結構な年齢ですし、これだけの人数が集まって、初めての犯行だったのか。余罪も含めて、調べる予定です」(前出の捜査事情通)
一番年下の〇〇容疑者の父親が、日刊ゲンダイの取材に応じた。
「ニュースで聞いて初めて(逮捕を)知った。警察から電話があり、(息子の)嫁が出て(捜査員から)『今、警察にいます。着替えを持ってきてください』と言われた。(息子とは)一緒に住んでいて、結婚して保育所に行っとる男の子が2人いる。嫁もつらそうだった。大変なことをした」
クズたちは、自分たちが犯した罪の大きさがどれほどのものか、分かっているのだろうか。
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